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ぶらり関東編(302):志村三丁目駅(東京都)

ぶらり途中下車の旅〜関東編(302)は、志村三丁目駅。東京都板橋区志村三丁目にある都営地下鉄三田線の駅です。

駅は武蔵野台地の北端崖下に位置し、北側の新河岸川(荒川の支流)に挟まれた場所には庶民的な街が広がります。一方、南側の台地の上(志村一丁目・二丁目)には人気の住宅街。かつて志村城があった場所で、跡地の一部には城山熊野神社が建っています。精密部品大手の日本電産コパルの本社も、この台地の上にあります。

住宅地視点で見てみると、駅周辺は商店街が集中し買い物に便利です。住宅相場は、志村一丁目・二丁目に関しては、板橋区の中でも少し高めです。(訪問日8/9)

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つるやホテルに泊まる

先週末の小諸で泊まった宿は、つるやホテル。小諸駅周辺に数軒残る宿のひとつです。1682年(天和二年)創業の歴史ある旅籠ですが、平成になってからビジネスホテルに生まれ変わりました。

この宿は、食事が美味しいことで評判。私も以前、頻繁に利用していましたが、久しぶりに泊まった今回も、自家製野菜等で作った美味しい朝食をいただきました。(写真の品に加えて、ご飯・味噌汁・珈琲が付きます。)

小諸駅周辺は、観光客が減って旅館業の経営は苦労が多い様子ですが、これからも営業を続けて欲しい宿です。(宿泊日8/12)

http://www.tsuruya-hotel.com/index.html

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ぶらり関東編(301):毎日新聞社(東京都)

ぶらり途中下車の旅〜関東編(301)は、毎日新聞社。大手新聞社のひとつで、東京本社は東京都千代田区の東京メトロの竹橋駅(ぶらり関東編120)の真上にあります。

毎日新聞はかつて、オイルショックや西山事件(1972年)などの影響で経営が悪化。1977年には新旧分離(実質的な経営破綻&経営再建)を実施する事態になりました。従業員ひとりのルール違反が、企業存続すらおかしくする一例として、私も現役時代は反面教師としていました。(訪問日5/30)

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小諸に泊まる

昨夜は長野県の小諸に宿泊。友人たちと親睦を深めました。小諸駅は、長野新幹線(現在の北陸新幹線)が迂回したことで、観光客が減少。駅前にあったビジネスホテルもなくなり、NPO運営のカフェになっていました。

http://www.kanko.komoro.org

小諸に泊まった訳は、会社の元同僚に会うため。かつてこの近くに、私たちが就職した会社の工場がありました。工場はその後閉鎖・移転しましたが、彼らはこの辺りが出身地なので、地元に戻って再就職したのです。酒席での話題はもっぱら、孫の自慢と、自身の健康問題。自身の持病を面白おかしく話題にできるのも、悟りを開き始めた世代ならではです。次の会えるのはいつになるか分からず、一期一会の気持ちで楽しい時間を過ごしました。ありがとう、みんな。

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ぶらり関東編(300):たいめいけん(東京都)

ぶらり途中下車の旅〜関東編(300)は、たいめいけん。東京都中央区日本橋に本店を置く老舗洋食店です。場所は地下鉄日本橋駅の直ぐ近くにあります。

元々有名な同店を一躍全国区にしたのは、映画「タンポポ」。劇中に登場する新しいタイプのオムライスは、伊丹十三監督(故人)が発案し、たいめいけんが実現したものです。もちろん店内で「タンポポオムライス(伊丹十三風)」として注文できます。

写真のように、チキンライスのうえに乗った中が半熟のプレーンオムレツを、客自身がナイフで開いてから食べる。映画のワンシーンが目の前で再現され、見た目も味付けも最高の時間を体験できます。なお、外で順番を待つ客は、店内を覗き込むようなマナーの悪い客はほとんどおらず、店内で気持ちよく食事できます。たいめいけんは日本橋観光に欠かせない店です。(訪問日8/11)

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ぶらり関東編(299):高島平駅(東京都)

ぶらり途中下車の旅〜関東編(299)は、高島平駅。東京都板橋区高島平八丁目にある都営地下鉄三田線の駅です。

この周辺は高島平団地の中心地区。かつて徳川幕府の天領だった徳丸ケ原が、昭和40年から始まった土地区画整理事業で巨大な住宅地に生まれ変わりました。昭和47年に竣工した高島平団地は、東京の住宅地不足対策におおいに貢献しました。しかし住宅しかない都市計画は、住民の世代交代が進まずそのまま高齢化。高島平地区の高齢化率は30.71%(H28調査)と板橋区内でも突出してしまいました。都市計画の難しさが浮き彫りになっています。(訪問日8/9)

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ぶらり関東編(298):大塚駅&大塚駅前停留場(東京都)

ぶらり途中下車の旅〜関東編(298)は、大塚駅&大塚駅前停留場。東京都豊島区にあるJR山手線の駅、ならびに東京さくらトラム(旧名:都電荒川線)の停留場です。

大塚駅前は昭和20年の空襲で焼け野原になり、その後バラックが建って、戦後の雰囲気を色濃く残した街並みが昭和40年代後半頃まで残っていました。その後再開発が徐々に進んで、南口にはアトレヴィ大塚が2013年に開業。駅前は少し綺麗になりましたが、少し路地に入ればまだまだ昭和の雰囲気は健在です。(但し、男性専科の店が多いので、女性は散策しない方が無難です。)

住宅相場は高め。山手線の駅という交通便利な場所なので仕方ありません。

 

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ぶらり関東編(297):早稲田停留場(東京都)

ぶらり途中下車の旅〜関東編(297)は、早稲田停留場。東京都新宿区にある、東京さくらトラム(旧名:都電荒川線)の終点です。

停留場は道路(新目白通り)の真ん中にあります。都内は昭和中期まで都電(路面電車)が網の目のように走っていて、道路の真ん中にある停留場は見慣れた風景でしたが、今やこの荒川線だけになってしまいました。
近くには早稲田大学があり、その周辺にコンビニや食堂が多くあります。ここは学生の街。大通りの両側は中層ビルですが、路地に一歩はいれば昭和の雰囲気が色濃く残っています。
住宅相場はやや高めです。早稲田大学の学生さん以外は、ピンポイントでこの地を選んで住む必要はないかもしれません。(訪問日8/2)

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ぶらり関東編(296):面影橋停留場(東京都)

ぶらり途中下車の旅〜関東編(296)は、面影橋停留場。東京都新宿区にある東京さくらトラム(旧名:都電荒川線)の停留場です。名前の由来は、停留場前を流れる神田川に架かる面影橋。

面影橋と言えば私の世代は、及川恒平さん「面影橋から」を聴いて、この橋の存在を知った訳です。

ところが、このネタをアップするため少し調べてみたら、面影橋とか天橋橋とかは物語性はなく、語呂が良いので歌詞に入れたらしいとのこと。40数年ぶりにそれを知りました。でも、名曲であることは今も変わりありません。

という訳で、その代わりになりそうな観光スポットを探したら…、ありました。東京染ものがたり博物館。

明治初年に開業し、大正3年に現在地に移転してきた富田染工芸が開設したミニ博物館です。制作現場の見学ができる他、ハンカチなどの染付体験もできます。自然豊かな館内は蚊が自由に飛んでいるので苦手な方はご注意を。

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都営まるごときっぷを利用してます

今日のネタは「都営まるごときっぷ」。

私の「ぶらり」は1日にまとめて数件の取材をするのですが、年金生活者にとってこの交通費はばかになりません。そこで活用しているのが「都営まるごときっぷ」。

都営交通機関の1日乗り放題切符です。地下鉄切符売り場だけでなくバス車内でも購入できます。バスのみなら500円。都営地下鉄と都営バスのセット版は700円で、バスに3回乗れば元が取れる計算です。JR山手線内部ならび周辺は、都営交通機関が網の目のように走っているので大変便利です。但し、山手線の外側では、都営バスではなく民間バスが走っており、このきっぷは使えないのでご注意を。