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危機管理

住みやすい土地探しにハザードマップを活用

 今日は防災の日なので、ハザードマップのネタ。真面目な話しですが、具体的な地域名を控えた記述で、少々分かりにくいことをご容赦ください。
 家を新たに探す際、地域の住みやすさ・通勤時間・保育園空き状況確認等は大切ですが、それらに優先する前提条件に「自然災害に対して安全な場所なのか」というのがあります。法律により(宅建業法35条)、契約前に宅建士が重要事項の一部として説明してくれますが、内容が盛り沢山なうえに、契約直前に買うか買わないかの重要情報を説明されても判断しきれないことも考えられます。

 そうした事態を避けるのに良い方法が、国土交通省ハザードマップの活用です。関係各機関がまとめた防災情報をまとめて閲覧することができる優れものです。気になる物件が出てきたら、これで確認することで、具体的な検討ステップへ進むべきかの判断が容易です。先ずは、皆さんが現在お住まい地域の当該情報を確認してみてはいかがでしょう。
 蛇足ですが、噂される「富士山噴火」を想定したハザードマップも確認したら、こちらは被害範囲が広く、個人で対策できる範囲を超えていました。よって、避難用品一式の準備にとどめたいと思います。

作成者: Takahiro

きくちたかひろ
消費生活アドバイザー&ファイナンシャルプランナー&宅地建物取引士。「賢い消費者」を応援する各種お役立ち情報を、趣味の街歩きや資格情報も織り交ぜて発信しています。なお相談対応は、紹介のある方に限らせていただいています。