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消費生活問題

LED電球の選び方

今日のネタは、LED電球の選び方。

先日、自宅のLED電球が切れたので、家族が外出するついでに交換品を買ってきてもらいました。ところが買ってきたのは、光の色が異なる製品。再度量販店に行って、本来の品に買い換えるという二度手間になりました。LED電球には様々な仕様・種類があるのですが、その仕様の一部を見落としたようです。

LED電球を買うときは、次のステップで選びます。全て箱に表記があるので間違えないようにしましょう。

  1. 口金のサイズを確認する。口金サイズにはE26とE17があります。これを間違えると、ソケットそのものに取り付けられません。
  2. 光の量を選ぶ。商品箱にワット数が書いてありますが、大きく書いてある数値は実際の消費電力ではなく、昔の白熱電球に換算した数値です。
  3. 光の広がり方を選ぶ。LEDは素子前面方向に発光する特徴があるので、電球内部の反射板形状の違いにより、電球面の光の広がり方が異なる製品があります。
  4. ダウンライト用の場合は対応商品を選ぶ。天井側で放熱できないためです。
  5. 光の色を選ぶ。電球色相当・昼白色相当・昼光色相当の3種類があります。
  6. 製造メーカーを選ぶ。ご家庭によってはこれが最初のステップかも。

選択肢がこれだけある便利な時代ですが、逆に消費者にはそれだけの知識が求められます。判断に困る場合はお店の専門家に相談しましょう。

作成者: Takahiro

きくちたかひろ
消費生活アドバイザー&ファイナンシャルプランナー&宅地建物取引士。「賢い消費者」を応援する各種お役立ち情報を、趣味の街歩きや資格情報も織り交ぜて発信しています。なお相談対応は、紹介のある方に限らせていただいています。