今日のネタは、トヨタのジャパンタクシーについて。
街中でも最近見かけるようになった背の高いタクシー。一見するとロンドンタクシーに似ていますが、トヨタが昨年10月に発売したJPN TAXI(ジャパンタクシー)というクルマです。従来車種タクシー(クラウンコンフォート)が今後、これに置き替わっていきます。このクルマを先日、MEGAWEB(お台場にあるトヨタショーケース)で見てきましたが、実に見事な設計。超高齢社会の日本において、国産タクシー史上最高の工業デザインだと思います。具体的には、
- 後左ドアが電動スライド式で、少ないスペースで乗り降りできる。
- 後席の床が低くフラット。天井高も高く、車椅子のまま乗車もできる。
- 助手席用にエアバッグが搭載され、4人目も安心して乗れる。
- 運転視界が極めて良く、予防安全性能に優れている。
- ハイブリッド専用LPGエンジンで燃費が良く、環境に優しい。
- 業務用車両なので、耐久性が高い。
上記1〜5は従来車種の不評点を大幅改善しています。個人でも購買意欲をそそるクルマです。但し燃料はLPGで、価格は約350万円とやや高め。業務用設計なので、どうしてもこういう値段になってしまいますね。それでも魅力的です。購入候補車にランクインです。