ぶらり番外編は、和倉温泉駅。石川県七尾市石崎町にある、JR西日本・のと鉄道の駅です。JR西日本の最北端駅でもあります。
同駅は、能登地方の代表的な温泉である和倉温泉の最寄り駅。同駅から西へ2kmほど走るとのどかな風景が一変し、巨大な温泉宿群が現れます。その現れ方はまるで、ラスベガスや上海のようです。
この日は和倉温泉の加賀屋に宿泊。「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選(旅行新聞社主催)」の総合部門で36年連続1位を維持し、2018年も1位を獲得した宿です。10年程前に1階ラウンジで金箔入珈琲を飲んだことはありましたが、今回は念願の初宿泊です。
加賀屋は1400人以上が宿泊できる巨大な宿ですが、教育訓練の行き届いたスタッフによるおもてなしが印象的でした。
- 館内:全ての場所で清掃が行き届いて、気持ちよく過ごすことができます。
- 温泉:ph7.6の弱アルカリ性塩化物泉。無色透明で塩分が強く、保温性が高いのが特長の湯です。なお加賀屋は源泉掛け流しではなく循環でした。これだけの巨大宿なので、これは仕方ないところです。
- 食事:安いプランで泊まったので、部屋出しではなく食事会場でいただきました。地元食材を多く使い、工夫を凝らした料理は大変美味しいものでした。珍しい食材はその名前だけでなく、詳しい説明書きが添えてあるところもおもてなしです。ホール係のスタッフは日本酒にも詳しく、美味しい地酒と出会うことができました。
有名な加賀屋に実際に宿泊してみて、評判の良い宿である事に納得しました。機会があれば次回は、館内のショーや、中二階のバーでカクテルなども楽しみたいと思います。(宿泊日8/1)