ぶらり関東編(507)は、松陰神社前駅。東京都世田谷区若林四丁目にある、東京急行電鉄世田谷線の駅です。
駅前の商店街は、数年前までシャッター商店街になりつつありましたが、家賃の安さから若い個人商店主たちが新たに出店。おしゃれなカフェやビストロが多いのが特徴です。
その商店街を歩いていくと行き着くのが、駅名にもなっている松陰神社。ご祭神の吉田松陰はご存知の通り、長州藩出身の思想家・教育者であり、私塾松下村塾の主宰者。幕府によって幕末に処刑されましたが、その後に門下生の高杉晋作や伊藤博文などによってこの地(当時の長州藩所領)に改葬され、明治になってから松陰神社として創建されました。
歴史に名を残した人物には、大きな影響を与えた人が必ず居るものです。しかし、歴史書にその名が残されている事は稀で、ほとんど知られる事はありません。そんな中で吉田松陰や細井平洲などは特例的に有名です。この松陰神社にお参りする際には、わたし自身の人生に影響を与えてくれた親・教師・先輩方への感謝の気持ちを報告し、すべての方々の無病息災をお願いしてきました。(訪問日12/11)