ぶらり関東編(519)は、鬼子母神前停留場。東京都豊島区雑司が谷二丁目にある、東京さくらトラム(都電荒川線)の停留場です。
停留場名の由来は、すぐ近くにある法明寺鬼子母神堂。鬼子母神は安産の神様であり、日蓮宗守護神でもありますが、このお寺周辺の住環境も守ってくれているようで、周辺は昭和中期の街並みがほぼ残っています。地元のおばあさんが、鳩のために道路に餌を撒いていて、まるで昭和中期にタイムスリップしたような感覚を覚えました。
交通環境ですが、都電荒川線は駅間が短く、運転速度も遅いので、通勤手段としてはイマイチですが、実はここからはJR目白駅へもJR池袋駅へも徒歩圏の穴場的場所。東京メトロ雑司が谷駅が2008年に開業したことにより、穴場である事が広く知られるようになり、今後は賃貸物件が増えていく事が考えられます。(訪問日1/10)