ぶらり関東編(525)は、宮ノ前停留場。東京都荒川区西尾久二丁目にある、東京さくらトラム(都電荒川線)の停留場です。
停留場の前には地元の信仰を集める尾久八幡神社。この周辺が鎌倉幕府により鶴岡八幡宮に神領として寄進されたことから、逆に鶴岡八幡宮から分祀され創建されたと言われています。
この停留場周辺は、隅田川の南岸の低地帯。当時多数あった町工場は、多くが廃業又は休業状態で、住宅やマンションに建て替わりつつあります。(訪問日1/10)
*1 待合とは、昭和中期まで三業と呼ばれる許可制の風俗営業の一つ。江戸時代の出会茶屋(男女の密会場所)がルーツと言われています。待合という単語は今やほとんど死語ですが、建築基準法施行令には現在も用語として残っています。