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火災共済の見直し

今日のネタは、火災共済を見直し保険料が更に安くなった話。

全労済の火災共済に加入していました。理由は3つ。①再調達価額の保障契約である。②掛金が割安である。③地震特約がある。
実は、他の共済制度で「都道府県民共済*1」は、掛金がさらに安いものの、地震特約がなかったので検討対象外でした。ところが、実家の所在する県民共済が昨年10月、地震特約を導入。全労済の同等補償内容で比較すると、掛金が2割ほど安くなることが判明。早速先月の更新月に、県民共済へ切替えました。しかも剰余金があれば「割戻金」として戻ってくるお楽しみ付きです(例年は掛金の3割程度が割戻しされている)。更に嬉しいことに、全労済の方を満期解約したら、組合員積立金が返金されるとのこと。しかもその額は1万円以上でした。(私の懐には入りませんが(^^;;)
地震保険は一般的に、被害が広域にわたるので、そもそも「保険」という仕組みには合わないのですが、消費者から一定のニーズがあるので、都道府県民共済も特約として追加したものと考えられます。皆さんのご家庭でも、現在加入中の火災保険(または火災共済)を4大共済(都道府県民共済、全労済、JA共済、COOP共済)等と比較検討してみては如何でしょう?思わぬ節約になるかもしれませんよ。
*1 2019年2月現在、次の県には県民共済がありませんのでご注意ください。福井県、鳥取県、高知県、徳島県、愛媛県、佐賀県、沖縄県。

作成者: Takahiro

きくちたかひろ
消費生活アドバイザー&ファイナンシャルプランナー&宅地建物取引士。「賢い消費者」を応援する各種お役立ち情報を、趣味の街歩きや資格情報も織り交ぜて発信しています。なお相談対応は、紹介のある方に限らせていただいています。