今日のネタは、アポ電に関する注意喚起。今や知らない番号の電話には出ない時代です。
国民生活センターは3/18、アポ電に関する注意喚起を行いました。アポ電とは、ターゲットとなる家(多くは一人暮らし)に息子や役所を騙って電話をかけ、自宅にある現金額を聞き出すというもの。現金がある事を確認すれば、その日の夜には強盗に入るという凶悪犯罪です。商品や役務が動かないので、厳密には消費者問題のカテゴリーに入らず、単なる強盗犯です。
対策は容易ではありませんが、国民生活センターでは下記旨の対策を呼びかけています。
- 知らない電話番号からの電話にいきなり出ない。着信番号通知や通話録音機能を活用する。自治体によっては通話録音機を無償貸与していることがあります。貸与条件があるので、地元自治体に問い合わせを。
- 家族構成や資産状況を聞かれたらすぐに電話を切る。それはほぼ間違いなく詐欺のアポ電です。
- 特に高齢者には日頃から家族や身近な人による見守り(例:子供が毎日、独居の親に電話するなど)が必要。
- 警察(警察相談専用電話 #9110)や消費生活センター等(消費者ホットライン 局番なしの188)、民生委員にすぐに電話し相談する。放置すれば、その日の夜には強盗に入られる危険がある。
残念な時代になってしまいましたが、犯罪に巻き込まれないため、上記のような現実的対策を打ちましょう。