今日のネタは、ニラとスイセンを間違えて食中毒になる事故の注意喚起。
消費者庁が注意を呼びかけていますが、毎年数件の食中毒事故が起き、亡くなる方も出ています。根本原因は、花が咲いていないスイセンは、ニラに似ていること。スイセンには球根がありますが、地上部分で刈り取ってしまえば、見分けがほとんどつきません。
特にこの時期(春から夏)、野生のニラが山や河川敷等で繁殖しますが、これを収穫して食べる方がいるそうで、その際に近くのスイセンも誤って収穫してしまい、食中毒を起こす事故が報告されています。稀な例ですが、畑でニラの近くにスイセンを植えていて、誤ってスイセンもニラとして収穫・出荷してしまい、購入した消費者が食中毒を起こした事故もありました。
少なくとも家庭菜園では、食用植物とそれに似た物の両方を植えるのは避けたいものです。私の実家でも先日、庭にゴーヤの苗を植えた際、先に植えていたスイセンは処分しました。見た目より安全が最優先です。
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/160413kouhyou_1.pdf