今日のネタは、かんぽ生命の不正問題に関する所感。人は追い詰められれば悪事に手を染めてしまいます。恐ろしい事です。
とうとう営業自粛に追い込まれたかんぽ生命。事態は深刻です。この問題については、東京経済オンラインの記事が分かりやすいので、文末にリンク情報を記しておきます。
要は、かんぽ生命の異常なノルマに耐えきれず、受託会社の郵便局職員が、顧客をだまして不利な契約に切り替えていたというもの。もちろん、多くの真面目な職員は、死ぬほど辛い日々だった事でしょう。
最も深刻なのは、郵便局職員は地域の信頼される存在であったこと。民営化後は、信頼は自らの努力で維持しなければならないのに、過去の信頼を悪用してしまった事です。人は、信頼している人には簡単に騙されてしまいます。日本の社会にとって、最も大切なのは信頼であったはず。この不正問題は根深いです。