ぶらり関東編(620)は、浜松町駅の小便小僧。東京都港区内のJR浜松町駅ホーム3,4番線の南端にある像です。
浜松町駅の小便小僧像は昭和27年、鉄道開通80周年を記念して、新橋駅の嘱託歯科医だった小林光氏が寄贈したのがルーツ。衣装を纏い始めたのは、田中栄子さんという個人が始めた趣味です。田中さんの着せ替えボランティアは30年間続きましたが、本人の死去により一旦中断。その後、手芸グループあじさいに引き継がれ、毎月26日の午後1時から着せ替えが続けられています。同グループはこの取組により、平成30年度秋の緑綬褒章を受賞しています。小便小僧は現在、ホーム改良工事のため位置がずらされていますが、今日も通勤客や観光客を優しく見守っています。(訪問日時7/26午後14:26)