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ぶらり関東編(673):三ツ沢下町駅(神奈川県)

ぶらり関東編(673)は、三ツ沢下町駅(みつざわしもちょう駅)。神奈川県横浜市神奈川区三ツ沢下町(みつざわしもまち)にある、横浜市営地下鉄ブルーラインの駅です。

国道1号横浜新道地下にある三ツ沢下町駅

駅周辺は商業・住宅の密集地です
島田橋やぶ。創業100年の食堂です。
土日限定すしセット1450円+虎斑霧島500円

同駅は国道1号横浜新道の地下26mの深い位置にホームがあります。これは、隣駅の横浜駅が元々海を埋め立てた場所のため、丘の上にある同駅までの間に高低差を吸収しきれないこと。かつ、同駅周辺は戦後開発された新興住宅地で、地下鉄工事を着工した際には既に地表面近くの地下には下水管等インフラ設備が走っていたためです。

駅周辺は商店と住宅が密集する地域です。駅近くの蕎麦店「島田橋やぶ」にぶらりと入ったら、なんと創業100年を迎えた有名な食堂でした。大正8年、当時の横浜駅前(現在の高島町駅)にて「濱屋」と言う店名で開業。蕎麦だけでなく、客のニーズに合わせて洋食も提供し、現在も寿司・蕎麦・ビーフシチューなど何でもありの店でした。私が注文したのは、土日限定すしセット。食事が運ばれて来るまでの間は、めずらしい虎斑霧島(とらふきりしま)をロックでいただきます。実に美味。そして運ばれてきた蕎麦は、間違いなくやぶ蕎麦です。蕎麦つゆは、神田やぶ蕎麦ほど辛くなく、ちょうど食べやすい塩梅。のれん分けの店でも地元客に合わせて工夫しているところが好印象でした。また良い店を見つけました。(訪問日11/24)

作成者: Takahiro

きくちたかひろ
消費生活アドバイザー&ファイナンシャルプランナー&宅地建物取引士。「賢い消費者」を応援する各種お役立ち情報を、趣味の街歩きや資格情報も織り交ぜて発信しています。なお相談対応は、紹介のある方に限らせていただいています。