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消費生活問題

クルマも定額制の時代?

今日のネタは、クルマの定額制についての所感。

最近はサブスクリプションサービス(定額制サービス、通称「サブスク」)が流行っていて、いろんな分野に広がっています。音楽(Apple Music)、通販(Amazonプライム)、映画(Hulu)、本(Kindle Unlimited)、ゲーム、等々。

そして遂にクルマにもサブスクの流れが!TOYOTAが始めた定額制クルマ利用サービス「KINTO」です。しかし、細かな事は省きますが、要は「3年縛りのリース契約」なので、購入に比べた場合のKINTOのメリット・デメリットは次のようになります。

  • ◯ 初期費用が不要(但し審査に通らないことあり)
  • × 購入するよりも割高。途中解約すると精算金が発生

消費生活では何でもそうですが、ローンを組んだり定額払いで契約すれば、初期費用が要らないので直ぐにサービスを受けられますが、その後長期間に渡って毎月の支出が増えるという根本的な問題があります。これは、家計費の固定費が上昇する事を意味するので、収入が安定しない方は後々で生活が苦しくなる事が危惧されます。あれこれ定額払いにして、気付いたら家計を圧迫していた、なんてことにならないよう注意しましょう。

 

作成者: Takahiro

きくちたかひろ
消費生活アドバイザー&ファイナンシャルプランナー&宅地建物取引士。「賢い消費者」を応援する各種お役立ち情報を、趣味の街歩きや資格情報も織り交ぜて発信しています。なお相談対応は、紹介のある方に限らせていただいています。