今日のネタは、ついに発表された「後払いのがん保険」について。
保険ベンチャーが1/28に発表した「保険料後払いのがん保険」。1カ月間の保険金の総支払額に応じて、翌月の保険料が決まるという仕組みです。個人の契約者同士でリスクをシェアするP2P保険として国内初とのことですが、実は衝撃的なのはそのビジネスモデルです。
この保険の何が凄いのかというと、保険料は加入者同士で後払いなので、保険会社は1ヶ月分の立替資金さえ調達できればよく、巨額の保険金支払い準備金が必要ないこと。実際、この保険の付加保険料率(保険料の中に含まれる事務手数料率)は約30%と低めに設定されており、消費者(加入者)には大きなメリットです。
IT技術の進歩で実現した「保険料後払いのがん保険」の今後に注目です。