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冗談と下品と犯罪の境界線

今日のネタは、冗談と下品と犯罪の境界線について。

メディア報道によると愛知県名古屋市で3月に起きた複数の事件について、それぞれ下記の判決が出ました。

  1. 中山浩一(名古屋市天白区、無職、当時49)は3月25日、同区のドラッグストアで店員に冗談のつもりで「俺コロナなんだけど」「俺陽性」などと発言してせきをして業務を妨害。名古屋地裁は8月12日、威力業務妨害の罪で懲役1年4カ月執行猶予3年の判決。店側に被害額を弁償したことなどから、執行猶予付きの判決とした。
  2. 岸野尚史(名古屋市中村区、派遣社員、当時43)は3月29日、同区の家電量販店に飲酒のうえ来店、スマホの購入手続きに時間がかかる事に立腹し、「俺コロナだよ」と言って業務を妨害。名古屋地裁は6月26日、威力業務妨害の罪で懲役10カ月の実刑判決。複数の前科があり、飲酒した上での犯行もあり実刑とした。

私は職場でよく冗談を言いますし、SNS上で皮肉を込めた冗談を書くこともあります。お恥ずかしい話ですが過去、下品な冗談で顰蹙を買ったこともあります。冗談の受け取り方は人によって様々。センスを磨くことが大切です。少なくとも今回のように刑事事件に発展するような冗談は慎まなければ。

作成者: Takahiro

きくちたかひろ
消費生活アドバイザー&ファイナンシャルプランナー&宅地建物取引士。「賢い消費者」を応援する各種お役立ち情報を、趣味の街歩きや資格情報も織り交ぜて発信しています。なお相談対応は、紹介のある方に限らせていただいています。