今日8月15日は終戦の日。
75年前(昭和20年=1945年)のこの日前後を歴史資料等(外務省の日本外交文書デジタルコレクション)で確認し、時系列に並べてみると、いろいろな発見があります。
- 1945年7月26日:連合国(米英中)がポツダム宣言を発し、日本軍の無条件降伏を要求。日本は中立国等に和平講和の仲介を依頼し、結果的に回答が遅れる。
- 8月6日:米(連合軍)が広島市に原子爆弾を投下
- 8月8日:ソ連が日ソ中立条約を破棄し対日宣戦布告
- 8月9日:米(連合軍)が長崎市に原子爆弾を投下
- 8月10日:日本がポツダム宣言受諾を各国に内報
- 8月14日:御前会議でポツダム宣言受諾を正式決定し通告
- 8月15日:玉音放送にて終戦宣言(日本における終戦日)
- 8月18日:ソ連が千島列島に侵攻
- 8月30日:マッカーサーが厚木基地に到着
- 9月2日:降伏文書に署名(連合国における終戦日)。
- 9月2日:ソ連が北方4島を占領
- 9月15日:ソ連が対日戦闘行為を停止。
- 1946年5月3日から1948年11月12日:東京裁判(新しい法律を過去に遡って適用)
- 1947年5月3日:日本国憲法施行
- 1951年9月8日:サンフランシスコ平和条約を締結しにほんの独立が復権(ソ連は署名拒否)
これら一連の史実から学べる事は、
- 「勝てば官軍、負ければ賊軍」。つまり負けないための国の施策が大切。
- 国家間の約束なんていざとなったら守られない。相手国に依存しすぎた国の施策は危険。
今の私たちが享受する平和と繁栄は、過去の尊い犠牲があったからであり、自然にこうなった訳ではありません。そして今の私たちができる事は、この平和と反映を次の世代へ繋いでいく行動です。日本国民として忘れてはならないことです。