今日のネタは、健康保険を切り替えた話。
某地方自治体の非常勤職員を3月に退官した後、協会けんぽの任意継続健康保険に加入していましたが、今月から古巣の某民間企業の特例退職被保険者健康保険に切り替えました。昨日(先月末)は協会けんぽを訪れ、脱会書類を提出してきました。
ここで健康保険制度のおさらいです。我が国は皆保険制度を採用しているので、国民は健康保険に加入しなければなりません。サラリーマンが退職後に再就職しない場合、次の4つの選択肢があります。(細則条件は省略します。)
- 任意継続被保険者制度:退職後〜最大2年間、退職前の健保組合に加入できる。
- 特例退職被保険者制度:老齢厚生年金の受給開始年齢〜74歳迄、退職前の健保組合に加入できる。
- 国民健康保険:誰でもいつでも加入できる。保険料は所得等により異なる。
- 家族の健康保険に被扶養者として加入する。
サラリーマンの一般的パターンは、退職後「任意継続」に2年間加入し、「特例」加入時期を迎える迄の間は「国保」で繋ぐというもの。私の場合の保険料は「任意継続」よりも「特例」の方が高かったのですが、「任意継続」は2年間限定だし、「特例」に加入できるタイミングはこの3ヶ月以内。しかも2年後の「国民健康保険」の保険料は「特例」よりも高額になるので、総額計算したうえで切り替えた次第です。
なお、次の切替時期は75歳。私だけでなくどちら様も75歳で「後期高齢者医療制度」に切り替わります。