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実家用クルマの選定経緯(第4回)

実家用クルマの選定経緯(第4回、最終回)は、最終選考その3:TOYOTA iQ。

TOYOTA iQ (2021年5月撮影)

iQは全長3m弱のシティコミューター。そのコンセプトは多くの自動車評論家に絶賛され、日本カーオブザイヤー2008を受賞しました。iQはそもそも、smart (SWATCH+Mercedes)の弱点を解決提案したモデルで、欧州ではそれなりに売れました。しかし日本では大苦戦。そりゃそうでしょう。日本には軽自動車があリますから。smart自体が販売を伸ばせなかったこともあり、iQは2016年に販売終了しました。
それでも実家ニーズには合致しました。実は私も九州赴任時代、iQをレンタカーでよく利用していました。直進性・ブレーキ性能は高水準。エアバッグが9個も付いていて衝突安全性も万全(但し作動経験は無し)。小回りがきいて燃費も20km/ℓ以上。大きな荷物が積めないことを除けば、とても良いクルマです。

TOYOTA iQ (2012年2月九州で撮影)
iQの全長は3m弱(2012年10月九州で撮影)
後席を倒せば折り畳み自転車程度なら入ります

そこで近所の正規販売店で認定中古車を探し始めました。iQは流通数がとにかく少なく諦め半分でしたが、希望に近いモノが出品されたのでこれに決めました。
但しiQには不安材料がひとつ。予防安全機能(自動ブレーキ等)がありません。当時は存在しなかった機能なので仕方ありませんが、私も加齢に伴い運転技能が衰え気味。とりあえず運転してみて、不安があればセンサー満載車に買い換えるかもしれません。
以上、選定経緯のご報告まで。納車されたら安全運転に徹して親孝行します。

作成者: Takahiro

きくちたかひろ
消費生活アドバイザー&ファイナンシャルプランナー&宅地建物取引士。「賢い消費者」を応援する各種お役立ち情報を、趣味の街歩きや資格情報も織り交ぜて発信しています。なお相談対応は、紹介のある方に限らせていただいています。