実家用クルマの選定経緯(第4回、最終回)は、最終選考その3:TOYOTA iQ。
iQは全長3m弱のシティコミューター。そのコンセプトは多くの自動車評論家に絶賛され、日本カーオブザイヤー2008を受賞しました。iQはそもそも、smart (SWATCH+Mercedes)の弱点を解決提案したモデルで、欧州ではそれなりに売れました。しかし日本では大苦戦。そりゃそうでしょう。日本には軽自動車があリますから。smart自体が販売を伸ばせなかったこともあり、iQは2016年に販売終了しました。
それでも実家ニーズには合致しました。実は私も九州赴任時代、iQをレンタカーでよく利用していました。直進性・ブレーキ性能は高水準。エアバッグが9個も付いていて衝突安全性も万全(但し作動経験は無し)。小回りがきいて燃費も20km/ℓ以上。大きな荷物が積めないことを除けば、とても良いクルマです。
そこで近所の正規販売店で認定中古車を探し始めました。iQは流通数がとにかく少なく諦め半分でしたが、希望に近いモノが出品されたのでこれに決めました。
但しiQには不安材料がひとつ。予防安全機能(自動ブレーキ等)がありません。当時は存在しなかった機能なので仕方ありませんが、私も加齢に伴い運転技能が衰え気味。とりあえず運転してみて、不安があればセンサー満載車に買い換えるかもしれません。
以上、選定経緯のご報告まで。納車されたら安全運転に徹して親孝行します。