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消費生活問題

借金をしてまで契約すべきものかよく考えましょう

今日のネタは、若者の間で増えている消費者トラブルに関する注意喚起。

国民生活センターは8月13日、【若者向け注意喚起シリーズ<No.4>】を公表。オンラインスクールや大学の先輩などから儲け話があり、断る理由に「契約に必要なお金がない」と言うと、借金するよう指示し強引に契約を迫る消費者トラブルの相談が寄せられています。勧誘を断るのに理由を言う必要はありません。相手は騙しのプロなので、下手な理由を言えば逆に言いくるめられてしまいます。
そもそも借金をしてまで投資や副業等のためにお金を支払うことはやめましょう。世の中に簡単に儲かる投資や仕事なんてありません。百歩譲って、仮にそんなおいしい話があるなら、他人の貴方に教えるはずがありません。冷静になってよく考えましょう。もしトラブルに巻き込まれてしまったら、消費者ホットダイヤル(局番なし188)に急いで相談を。

作成者: Takahiro

きくちたかひろ
消費生活アドバイザー&ファイナンシャルプランナー&宅地建物取引士。「賢い消費者」を応援する各種お役立ち情報を、趣味の街歩きや資格情報も織り交ぜて発信しています。なお相談対応は、紹介のある方に限らせていただいています。