今日のネタは、ダイソン用互換バッテリーと称する非純正品が保管中に発火事故を起こしている話。
消費者庁が複数回注意喚起していますが、ダイソン掃除機用の互換品と称する複数社の非純正バッテリーの発火事故が発生しています。充放電をしていない保管状態であっても発火のリスクがある大変危険な製品です。当該バッテリーをお持ちの方は、経済産業省の指示に従い、
- ただちに使用中止(充放電しない)する。
- 可燃物の近くに置かない。
- (発火しても燃え広がらないよう)必ず金属性の蓋付き容器等に入れて保管する。
を実施ください。なお輸入販売元のうち1社はすでに倒産しています。返金や損害賠償請求を受けられない可能性が高いです。詳細は文末リンクをお読みください。
そもそもの話で恐縮ですが、正規メーカーは、本体とバッテリーをセットで設計・製造・テスト・流通(返品を含む)に必要なコストをかけており、それがバッテリー価格に反映されています。非純正品はそのコストを削っているから安価なのです。リチウムイオンバッテリーに関して言えば、非純正品は、安全リスクと購入コストのバランスが悪すぎます。非純正の互換品の購入は慎重に検討しましょう(避けましょうと言う意味です)。