今日のネタは、年に何度も消費生活相談員を募集している某地方自治体について。
移住や再就職の検討を兼ねて、各地の相談員募集情報をチェックしていて気づいたのですが、ある地方自治体が頻繁に相談員を募集していることに気づきました。その頻度は異常です。
相談員を頻繁に募集するのは、着任してもすぐに辞めてしまうから。すぐに辞める訳は一般的に、仕事ストレスが大き過ぎるか、上司のフォローが足りないからです。相談員の仕事は、高い理念に支えられている反面、一部の対応困難者(相談者が電話口で逆上したり、不当な要求を繰り返し長時間にわたり電話を切らない)の存在もあり、ストレスがかかりやすいのは事実。しかしどんな仕事でもストレスは付き物であり、大切なのは上司が精神的支えになること。
ところが地方自治体の消費生活センターには構造的課題があります。相談員は非常勤の専門職ですが、責任者は正規公務員であることが多く、数年後には異動すると思っていると職務に真摯に向き合わず、部下である相談員へのケアを疎かにしがちになるのです。
もちろん上記は私の推測であり、冒頭の地方自治体がそうだという証拠は何もありませんが、頻繁に募集が続くと「何かあるのでは?」と勘繰ってしまい、応募にも腰が引けてしまいます。やり甲斐を持って仕事ができる環境の職場であることを祈っています。
※3/29 10:00 文章を校正しました。違法な→不当な