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消費生活問題 移動手段

電動キックボードは原付と同じ扱いです

今日のネタは電動キックボードについて。

危険な存在として昨年社会問題になった電動キックボード。突然車道に飛び出して来て危険な思いをしたドライバーも少なくないのでは。新ジャンル商品なので法整備が遅れていましたが、ようやく原付と同様の扱いになりました。即ち、車道で運転するためには、

  • 運転免許が必要で、ヘルメット着用
  • 車両装備①(20km/h未満の場合):ブレーキ、ヘッドライト、バックミラー、後部反射鏡、クラクション、ナンバープレート、自賠責保険(共済)
  • 車両装備②(20km/h以上の場合):①に加えて、方向指示器、スピードメーター、バックランプ、ブレーキランプ、ナンバープレートランプ

こうなってくると電動キックボードは重量も価格も原付並みに上昇していき、ブーム当初の手軽さ・機動力・ファッション性は大幅に低下。ブームはこのまま去るかもしれません。そもそも我が国は道路が狭く車両走行区分けも未整備エリアがほとんど。特に都区内は自転車ですら走りにくく車道でも歩道でも厄介者扱いです。国土と道路事情に合わせた電動キックボード登場と良識ある利用者が増えることを祈っています。

https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20220317_1.html

作成者: Takahiro

きくちたかひろ
消費生活アドバイザー&ファイナンシャルプランナー&宅地建物取引士。「賢い消費者」を応援する各種お役立ち情報を、趣味の街歩きや資格情報も織り交ぜて発信しています。なお相談対応は、紹介のある方に限らせていただいています。