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物件探しには絶対条件と優先条件をつけましょう

今日のネタは、物件探しには絶対条件と優先順位をつけましょうという話。

不動産物件を探す動機(きっかけ)は人によって様々。転勤、家族が増えて手狭になった、親が鬼籍に入って家が広すぎる、家までの坂道がきつい、等々。そして物件探しのコツは、絶対条件と優先順位を明確にすることです。
ここで言う「絶対条件」とは、譲歩できない内容。「優先順位」とは、物件に求める内容に優先順位をつけるということ。これは「マズローの5段階欲求」と同じ考え方で、欲求階層を分けて基礎的なところから優先して欲求を実現していくので物件満足度が高くなり、物件選びに失敗するリスクを下げることができます。例えば次のようなものです。

  1. 生理的条件:熟睡できる静かな物件、店まで近くて坂道がなくて足腰が楽な物件、等。
  2. 安全条件:軟弱地盤や洪水津波災害警戒地区の物件を避ける。
  3. 社会的条件:近所付き合いの距離感は一般的に、都会は希薄で孤独感が強く、田舎は濃密でウザく感じる傾向にあります。自身の生き方に合う地域選びを。
  4. 尊厳条件:自治会活動に熱心な地区なら、頑張れば一目置かれる存在になれるかも。逆に村八分にされると住みにくくなるので要注意。
  5. 自己実現:タワマン最上階に住みたいとか。はい、お好きにどうぞ。生理的条件:幹線道路沿いで騒音がひどくて熟睡できないとか、駅・商店街までの道が急坂や階段で足腰が辛い、等の問題点を解決したい。

気にいる物件に早く出会えますように。

作成者: Takahiro

きくちたかひろ
消費生活アドバイザー&ファイナンシャルプランナー&宅地建物取引士。「賢い消費者」を応援する各種お役立ち情報を、趣味の街歩きや資格情報も織り交ぜて発信しています。なお相談対応は、紹介のある方に限らせていただいています。