自宅の固定電話を携帯IP電話に切り替えました。
今回導入したのは、NTTドコモが今年3月に提供開始した「homeでんわ」。4G電波を利用したIP電話端末(HP-01、シャープ製)に、番号ポータビリティサービスを利用して固定電話番号を割り当てたものです。今まで使っていた固定電話番号および電話機・FAXがそのまま利用でき、月額基本料を削減できるのが最大の特長です。単純計算では4ヶ月で元が採れます。※ 初期費用を毎月削減額で割った単純計算
但し、長所だけでなく注意点もあるので、ご家庭によってはメリット少ない場合も。
- ◎ 月額基本料削減:固定電話1,870円→homeでんわライト550円(割引込、税込)
- ◯ 端末は実質0円(販売価格17,820円(税込)だが3年使えば同額割引あり)
- △ 契約時に事務手数料(初期費用)が発生(4,400円(税込))
- △ 端末用にコンセントが新たに一つ要る
- △ 電波利用なので通話品質は一時的に劣化する場合がある
- △ ユニバーサルサービス料金等が負担増(2円→6円) ※電話番号が表裏2つある
- △ 緊急通報(110番や119番等)は裏番号(携帯番号)が表示されるので要説明
- △ 番号ポータビリティ手続の際、固定電話(加入権)選択が必要(休止/解約)
- △ 固定電話(加入権)を休止する場合、事務手数料が発生する(NTTの場合)
- × 停電時は通話できない(固定電話は一定時間利用可能)
- × 自宅以外で使用すると契約違反で通話できなくなる ※GPSで常時把握
我が家は「固定電話はほとんど利用しないものの番号は一応残しておきたい」希望があったので今回の選択に至りましたが、ご家庭によっては「固定電話を無くす」という選択肢もあると思います。皆さんの参考になれば幸いです。