「その農地、私が買います 高橋さん家の次女の乱」を読了しました。
著者は東京在住の作家・作詞家。愛媛県の実家農地やその近隣農地がメガソーラーに変わるのを阻止するため、自らその土地を買って農業を始めようと駆け回るドタバタ体験記です。感想は「中途半端」。具体的には、
- 途中から題名とかけ離れた展開になる
- 実家の地域性や農地法を知らずに空回りする
- 結論も見通しも出ていない現在進行形状態で執筆し出版
つまり、農業者を目指す人にも、実家が農家の人にもあまり参考にならないかも。著者がポジティブすぎて空回りし、周囲の人に迷惑かけている印象です。(失礼!よく言えば、仲間を募っていく感動物語部分もあります。)。才能溢れる人にありがちな空回りって印象です。(褒め言葉ですよ!)