岸田総理は22日、新型コロナウイルス感染の身をおして公務を再開しましたが、その手法が話題になっています。
ネットを用いず、首相公邸・官邸間を専用光ファイバーで接続し、いつもの会議場の首相席にモニターを置いて会議してました。
あまりにシュールで、笑ってしまいましたが、その裏には深刻な事情がありそうです。それは「関係者を集め、官僚が用意した書類を首相が読み上げる」という儀式形式が、首相公務の全てに組み込まれていて、その仕組みを容易に変更できない。これが私の推測です。
柔軟性を欠いた組織は、迅速な決断が難しくなるだけでなく、致命的な誤決断をしやすくなります。そうならないよう組織改善を願っています。
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