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シーサイドライン車両の設計者が書類送検

4年前に発生した自動運転車両シーサイドラインの逆走事故の件、当時の設計者が書類送検されました。

神奈川県警は15日、2019年6月に16人が怪我をした横浜市の新交通システム「シーサイドライン」の自動運転車両逆走事故について、当該車両を設計製造した東急車輛製造(当時、現在の総合車両製作所)の関係者3人を業務上過失致傷容疑で書類送検しました。
事故原因は、車両制御基盤の配線が断線した事による逆走であることは直ぐに判明していましたが、その原因を作った犯人を割り出すのに4年を要したことになります。フェールセーフ設計(故障時や異常発生時でも車両を安全側に動作させる設計)に不備があったとの警察判断で、今後の裁判での争点になると推察します。
私も勤務先は違うものの、電子機器の設計者だったので、同社がどんな設計をしていたのか気になります。裁判の行方に注目したいと思います。

※2023/6/19 8:39 誤字を訂正しました。【誤】5年を要した→【正】4年を要した

作成者: Takahiro

きくちたかひろ
消費生活アドバイザー&ファイナンシャルプランナー&宅地建物取引士。「賢い消費者」を応援する各種お役立ち情報を、趣味の街歩きや資格情報も織り交ぜて発信しています。なお相談対応は、紹介のある方に限らせていただいています。