国民生活センターが「中古車の売却トラブル」について注意喚起しています。
近年増えてきた中古車買取業者。消費者としては、新車買換え時に二束三文で引き取ってもらう以外の選択肢が増えて歓迎すべきことです。しかし気をつけなければならないのが悪質業者の存在。中古車買取業者のビジネスモデルは、転売して利鞘を稼ぐことなので、そうした業者は他社と比較査定されるのを何よりも嫌がります。そのためその場で買取りを強要するトラブル等の相談が、国民生活センターや全国の消費生活センター等に寄せられています。
車の売却は、特定商取引法によるクーリング・オフの対象外。悪質業者は売却を急がせようとします。決して焦らず、一度冷静に考えましょう。