ぶらり関東編(1006)は、日光駅。栃木県日光市相生町にある、JR日光線の終着駅です。
日光は日本を代表する観光地のひとつ。ユネスコが1999年、「日本の寺社」として二荒山神社、日光東照宮、輪王寺を含む周囲約50haを世界遺産に指定したことから、世界的観光地になりました。
その日光観光の玄関口がJR日光駅と東武日光駅。私が20数年前に訪れたときの記憶では、両駅前から二荒山神社へ至る門前通り(国道119号線)は、道路の両側に古い土産店が並び、狭い歩道には電柱が並び、増え続ける観光客の往来を妨げていました。
今回訪れたら門前通りの雰囲気が一変。栃木県が地元自治体と連携して、無電柱化・歩道拡幅・美装化及びバリアフリー化の整備事業を実施中でした。
今回はその門前通りを、日光駅前から二荒山神社まで(約1.6km)ゆっくり散策。表通りは道路両側の古い家屋が全て撤去され、道路幅と歩道幅が拡張され、新しい行政施設や商店が開業し始めていました。但し裏路地に一歩入れば、昔ながらの昭和な街並みのまま。新しさと懐かしさが同居する町になっていました。
なお不動産事情ですが、日光駅周辺は街を造り変えている最中ということもあり、賃貸・中古とも物件情報はほとんどありませんでした(ネット調べ)。また周囲には杉が多いので、花粉症の人は要注意な地区でもあります。(訪問日2/10)