今日のネタは、パナソニックのカメラ新製品のWEBサイトの画像が、同カメラで撮影したものでなかったとして、ネット上でプチ炎上している話。
パナソニックは5月23日、フルサイズミラーレス一眼レフカメラの新製品 LUMIX S9を発表。しかしその商品WEBサイトで、機能やシーンを紹介する画像に外部写真サービスから入手したものを部分的に使用していたことが指摘され、SNS上でプチ炎上しています。同社は5月28日に謝罪文をWEB掲載する事態に。
当該WEBには「画像・イラストは効果を説明するためのイメージです。」旨の注意書きがありましたが、匿名ネット民はそんなことはお構いなし。例えばYahoo!の当該ニュースには1,628件ものコメントが綴られていました。(5/31 17:22現在)。私は当該WEBサイトを、新製品発表直後と謝罪文掲載後に確認したところ、問題の写真は削除され、自社製品で撮影した写真にはその機種品番が追記されるなど暫定対策が施されていました。
外部写真を使用掲載したことは、注釈があるので違法(景品表示法の優良誤認)にはならないはずですが(私見)、趣味性が極めて高いカメラの説明なのに、そのカメラで撮影した写真を用いないとは残念です。広報宣伝担当者の感性が落ちていたか、広報宣伝部門責任者がちゃんと確認せずに承認したのかもしれません。そういえば、同社製パーソナル食洗機の新製品発表時のリーフレットでも、タンクに水を入れている説明写真に、タンクを両手で持っている写真が使われていて、『じゃあ蛇口はどうやって閉めるんだ?』ってリーフレットにツッコミを入れた記憶があります。新製品をアピールしたい気持ちは分かりますが、誠実に宣伝していただくことを祈っています。
https://panasonic.jp/content/dam/panasonic/jp/ja/dc/pdf/about_S9_site.pdf