今日のネタは、茨城県がキョン捕獲・目撃情報提供に褒賞金制度を創設した話。
キョン被害が深刻化しているのは千葉県でしたが、お隣の茨城県でも目撃され始め、危機感を強めた茨城県は対策として褒賞金制度を創設。同県内でのキョン捕獲に褒賞金3万円、目撃情報提供に褒賞金2千円が支払われます。そのうち利根川(千葉県との県境)に架かる橋も24時間監視を始めるかな。
ちなみにキョン被害の発端は昭和30年代。千葉県勝浦市にあった行川アイランド(動植物園テーマパーク、平成13年閉園)から飼われていたキョン十数頭が逃げたこと。当時の法規制のゆるさもあり、定着して大繁殖。現在は推定生息数約7万1,500頭に増え(出典:令和6年2月千葉県定例県議会)、特定外来生物として捕獲を試みていますが「焼石に水」状態。房総半島南部では農産物被害・生活環境被害が深刻化しています。
茨城県の皆さん、頑張って対策してくださいね。千葉県のように対策が後手にまわっていたら防ぎきれませんよ。まあ私は移住候補地から房総半島南部は外したので、個人的影響はありませんが。
https://www.pref.ibaraki.jp/seikatsukankyo/kansei/tayosei/kyon.html