富士山への入山規制が始まりました。
主な手段は有料化と入山規制。山梨県側の吉田ルート五合目(利用者が最も多い)では、通行予約システムによる事前決済制度を導入。登下山道使用料2,000円(人・回)+富士山保全協力金1,000円(任意寄附金)を徴収します。登山道入口にゲートを設けて、登山者数を4,000人/日に制限します。だだし静岡県側((須走ルート,御殿場ルート,富士宮ルート)は当面今まで通りで、1,000円(任意寄附金)のみです。
入山規制が始まった理由は、オーバーツーリズム問題。登山道の渋滞、宿泊予約せずに登るなどの危険行為、マナー違反やゴミ投棄の深刻化、等々。入山規制は仕方ないと思います。
そもそも富士登山は苦行。決して甘い考えで登ってはなりません。入念な準備と装備で臨んだ結果、大きな達成感を得られるのです。多くの登山者が、楽しい思い出になるよう祈っています。