ぶらり関東編(1042)は、小林駅。千葉県印西市小林にある、JR成田線我孫子支線の駅です。
同駅の開業は明治34年。当時の成田と我孫子を繋ぐ成田鉄道がルーツです。駅がある小林地区は利根川の南側に位置し、駅北側は開業当時は印旛沼湖畔だったはずですが、長年の干拓事業でほとんどが水田になり、さらに駅北口前はロータリーが整備されて宅地化されていました。しかし洪水発生時には浸水することが指摘されています。(出典:印西市洪水・土砂災害ハザードマップ)
対する駅南口側は現在、駅前広場(ロータリー)の整備事業が進行中で、その先の緩斜面は宅地開発が進行中でした。
交通事情ですが、JRの運転本数は1時間に2本程度ですが、朝は東京駅までは直通運転があり、1時間10分程度(990円)で行かれて、意外に便利です。
不動産価格は比較的安く、戸建てに住みたい方には、駅南側の新興住宅地は検討の余地ありかもしれません。ただし駅前の商店街は寂れており、日常の買い物にもクルマが欲しくなる地区だと思います。(訪問日5/31)