今日のネタは、ダイソンの純正バッテリーを交換した話。
実家に7年前導入したハンディ掃除機(dyson v7 mattress)。満充電しても5分間程度しか使用できなくなったのでバッテリーの劣化と判断し、交換部品を同社公式ページから入手しました。
バッテリーの交換作業はユーザー自身が行える仕様。同梱の交換手順書は分かりやすいイラスト形式で、交換作業は数分間で完了しました。これでまた長時間使用できます。なお古いバッテリーは、近所の家電量販店で無料回収してくれました。(交換作業日9/22)
ところで同社のこの製品シリーズは爆発的に売れたこともあり、互換品と称する他社製バッテリー(非純正品)が、純正品(約9,000円)の半額程度で多数販売されています。しかしそのうち、すみとも商店(既に倒産)とロワ・ジャパンが輸入・販売した非純正品から発火・火災が頻発。消費者庁のリコールサイトで情報発信されています。
そもそもこの製品に使われているリチウムイオンバッテリーは、小型軽量容器に大量の電気エネルギーを蓄積できて便利な反面、電極が何らかの原因で短絡すると電気エネルギーが瞬間的に放出され発火・破裂するという弱点を持っています。そのため純正品メーカーは多重の安全設計を施すのですが、非純正品にはそれらが施されているとは限らず大変危険です。仮に非純正品が発火・破裂し損害が発生しても、純正品メーカーの補償対象外です。交換用バッテリー(特にリチウムイオン)は純正品を使いましょう。