国民生活センター12月19日、「2時間後に電話が使えなくなる」などの自動音声ガイダンスが流れる不審電話が発生しているとして、注意喚起情報を公表しています。
その手口は、総務省やNTT等の組織名を騙って『2時間後に電話が使えなくなる』などと消費者を慌てさせ、オペレーターに繋がせて個人情報を聞き出すというもの。次のステップとして解決金などと称してコンビニから送金させたり電子マネーを買わせてお金を騙しとるものと思われます。
このような電話があったら迷わず切りましょう。本当の電話会社は、電話やSNSだけで電話を強制停止することはありません。また総務省は貴方との間に電話契約関係はないので、料金未払いを理由に電話を停止できません。
なお貴方が本当に料金未納の場合、契約先の電話会社から書面で請求手続きが来ます。そこに記された期限までに納付しない場合、さらに1ヶ月度程度で利用停止されるという手順です。その事を知っておけば「この手の電話」が嘘だと直ぐに気づくことができます。少なくとも貴方を慌てさせる電話は「詐欺のたぐい」だと思いましょう。
