今日のネタは、宅建試験の過去問解説。令和3年度第1回の問46です。（独自解説のため誤解説の場合はご容赦ください。）
【問 46】 独立行政法人住宅金融支援機構（以下この問において「機構」という。）に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 機構は、証券化支援事業（買取型）において、賃貸住宅の購入に必要な資金の貸付けに係る金融機関の貸付債権を譲受けの対象としている。
- 機構は、市街地の土地の合理的な利用に寄与する一定の建築物の建設に必要な資金の貸付けを業務として行っている。
- 機構は、証券化支援事業（買取型）において、省エネルギー性に優れた住宅を取得する場合について、貸付金の利率を一定期間引き下げる制度を設けている。
- 機構は、経済事情の変動に伴い、貸付けを受けた者の住宅ローンの元利金の支払が著しく困難になった場合に、償還期間の延長等の貸付条件の変更を行っている。
解説 住宅金融支援機構
- × 誤り。サービス問題。「賃貸住宅の購入」部分が誤りで、正しくは「住宅の建設又は購入」です。 独立行政法人住宅金融支援機構法（以下「法」）第13条（業務の範囲）第1項第1号を参照。
- ◯ 正しい。 法第2条（定義）第7項を参照。
- ◯ 正しい。フラット35Sのことです。
- ◯ 正しい。 独立行政法人住宅金融支援機構業務方法書 第26条（貸付けの条件の変更等）第1項を参照。
住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)からは毎回1問が出題されます。出題内容は限られており、過去問 をおさらいしておけば、正答できる可能性は高いと思います。
