
ぶらり関東編(1098)は、物井駅(ものいえき)。千葉県四街道市物井にある、JR総武本線の駅です。



物井駅の開業は1937年(昭和12年)。線路は丘陵の縁に敷設され、駅の東側はかつて印旛沼とその支流(鹿島川)だった場所です。物井地区は昭和時代中期には「四街道の秘境」と呼ばれる程の未開発地でしたが、徐々に宅地開発が進み、現在の駅西側丘陵地は「もねの里」などの住宅地。駅東側の低地も一部が盛土され、東口駅前ロータリーと「さくら学園ニュータウン」が開発されました。
交通事情は、物井駅から東京駅まで直通で55分前後。東関東自動車道の四街道ICも近く、意外に便利です。
不動産事情ですが、駅の両側ともニュータウンなので、中古築浅の戸建て物件が豊富にありました。但し東口側は洪水の際、場所によっては3m〜5m浸水することが指摘されているので(出典:重ねるハザードマップ)、立地には十分注意する必要があります。(訪問日2/21)