NITE(独立行政法人 製品評価技術基盤機構)は3/27、既設の蛍光灯照明器具の蛍光管を同じ形状のLEDランプに交換し、発火や火災が発生しているとして注意喚起情報を公表しました。
根本原因は、蛍光管と同じ形状のLEDランプが販売されていること。注意事項をよく読まず、安易に蛍光管を外してそこにLEDランプをはめ込むと、故障・発火の危険があります。そもそも蛍光灯は点灯方式により大きく3つに分類されます。
- グロースタータ形(蛍光灯品番がFLまたはFCL):グロー球(点灯管)を外せばLEDランプが使える。
- ラピッドスタート形(蛍光灯品番がFLR):照明器具を改造(電気工事士資格が必要)すればLEDランプが使える。
- インバータ形(蛍光灯品番がFHFで上記より管が細い):照明器具を改造(電気工事士の資格が必要)すればLEDランプが使える。
手っ取り早く確実に火災リスクを下げる手段は、本体ごとLED照明器具に交換すること。天井に引掛金具(シーリング、ローゼット)があれば、電気工事士に頼まずに自分自身で交換できます。お気をつけて。