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寝台特急殺人事件が面白い

簿記の試験勉強ばかりではストレスが溜まるので、気分転換に推理小説「寝台特急殺人事件(西村京太郎著、1978年刊)を読んでみたら、これがおもしろい事おもしろい事!

本作品の特徴は「①ストーリー展開が速い ②読者も解けそうで実は解けないトリック ③少し無理がある結末と謎解き」。はじめからテレビドラマ用に書かれたと思わせるほどのテンポ良さで、一日で読了しました。本作が発表された1978年(昭和53年)は、国鉄民営化前の寝台特急全盛時代。ファクスも携帯電話もインターネットも普及しておらず、固定電話と段取りが決め手だっが時代です。そうした当時の状況を思い出しながら楽しく読ませてもらいました。2時間枠のTVドラマ(トラベルミステリー、十津川警部シリーズ)を右脳で楽しむのも良いけれど、ときには小説(原作)を左脳で楽しむのも新鮮でした。皆さんにもオススメします。

作成者: Takahiro

きくちたかひろ
消費生活アドバイザー&ファイナンシャルプランナー&宅地建物取引士。「賢い消費者」を応援する各種お役立ち情報を、趣味の街歩きや資格情報も織り交ぜて発信しています。なお相談対応は、紹介のある方に限らせていただいています。