今日のネタは、国民生活センターが25日に公表した「レンタカー、カーシェアのトラブル」について。
全国の消費生活センター等に寄せられる関連相談件数はここ数年、年間500件程度ですが、その内容を見ると「つけた覚えのない傷の修理代等を請求された」等の返却時の修理代に関するトラブルが多く寄せられているうとのこと。特にカーシェアは、無人返却方式なので「自身がつけた傷ではない」ことを証明する術がなく、トラブルに発展しやすくなります。消費者の自己防衛手段として、
- 借用前に目立った傷がないことを確認し、あれば所定連絡先に報告する。
- 返却時は新たな傷がないことを写真撮影し、証拠として一定期間保管する。
ことが大切です。また、言うまでもありませんが、返却時は室内を丁寧に掃除し写真に残すことも大切。後から借りた会員経由でマナー違反のレッテルを貼られて、強制退会処分を受けないよう自己防衛しましょう。世の中には貴方のようにマナーを守る消費者だけではありません、カーシェアを利用する際は特に注意しましょう。
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20210325_1.html