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上水道の種類

今日のネタは、不動産を賃借・購入検討する際の重要要素「上水道の種類」について。

不動産を賃借・購入契約する前に重要事項が説明されますが、当たり前過ぎて盲点になりがちなのが上水道(飲用水)。具体的には次の3点です。

  • 種類:公営・私営・井戸がある。(井戸水は水質検査に合格しないと飲み水として使えない)
  • 公営上水道の料金:全国均一ではなく、地域差は約6倍ある。
  • 水質:地域・水道管設備・個人の味覚によって大きく違う。

このうち、できれば避けたいのが私営上水道。公営水道がない地域に、法人(不動産開発業者等)や個人(不動産所有者等)が設置・管理している水道です。私営なので、導入時に高額費用(権利金等)が発生したり、トラブル発生時(断水や赤水等)の対応が遅い場合があり、要注意です。例えば長野県軽井沢町。避暑地として人気ですが、公営水道範囲は限られており、中古別荘は私営水道のことが少なくありません。ご注意ください。

 

※2021/11/14 9:16 誤字訂正しました。(×施設→◯設置)

作成者: Takahiro

きくちたかひろ
消費生活アドバイザー&ファイナンシャルプランナー&宅地建物取引士。「賢い消費者」を応援する各種お役立ち情報を、趣味の街歩きや資格情報も織り交ぜて発信しています。なお相談対応は、紹介のある方に限らせていただいています。