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金地金の売却益には原則税金がかかります

今日のネタは、金地金の売却益には原則税金がかかるという話。

金相場が高騰しています。例えば約30年前に購入していた場合、6倍以上に値上がりしている計算になり、いま売却すれば大きな売却益を得られます。
但し、儲かったからといって全額使ってしまってはなりませぬ。忘れてならないのは、売却益には原則として税金がかかること。金地金の売却益(売却価格から取得価格と売却費用を引いたもの)の課税区分は原則として譲渡所得。売却益から50万円を基礎控除したものが課税対象価額で、保有期間が5年超ならその半額。他の所得と合算して総合課税(累進課税)の対象になります。譲渡所得部分を計算式で示すと次のとおり。

  • 購入後5年以内に売却した場合:短期譲渡所得=地金の売却益(+その他の譲渡益)- 50万円
  • 購入後5年超で売却した場合:長期譲渡所得=(地金の売却益(+その他の譲渡益)- 50万円)×1/2

儲かった方はお見事!次回確定申告の際にお忘れなく。

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/joto/3161.htm

作成者: Takahiro

きくちたかひろ
消費生活アドバイザー&ファイナンシャルプランナー&宅地建物取引士。「賢い消費者」を応援する各種お役立ち情報を、趣味の街歩きや資格情報も織り交ぜて発信しています。なお相談対応は、紹介のある方に限らせていただいています。