ぶらり関東編(907)は、村上駅。千葉県八千代市村上南一丁目にある、東葉高速鉄道の駅です。
この辺りは古墳時代から人が住んでいた地域。昭和50年代には公団村上団地が開発されましたが、老朽化と高齢化の影響もあり、今ではブラジル人が多く住む団地として有名です。東葉高速鉄道の話が持ち上がったときには、すでに住宅で埋め尽くされていたようで、駅舎と駅前は土地区画整理事業で捻出したことが、駅前ロータリーの記念碑に記されていました。自治体と住民の苦労は、減歩率37.9%という数字が物語っています。そのおかげで、村上地区は「陸の孤島」から「大手町へ乗り換え無し」の交通便利な街に生まれ変わりました。(訪問日12/16)