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実家の手抜き電気工事を再発見

天井梁から出ている袋打コード

実家で次々に見つかった手抜き電気工事(既報)、今度は屋根裏で発見しました。

実家の天井照明器具を順次LED式に交換しています。今回の交換対象は1階仏間。天井梁の穴から出ている袋打コードは、60数年前に実家を新築した当時のままで、この老朽化したコードを交換することが、新しい照明器具に交換する前工程になります。1階天井裏に入るための点検口を探しましたが見つかりません。仕方無いのでその真上辺りの2階和室の畳下床に穴を開け、配線元を探すことに。

2階の畳下床を一部切断し、袋打コードの配線元を探します
写真右の白色円形のジョイントボックスが袋打コードの配線元。それよりも問題なのは、写真左のジョイントボックス(黒色円形)。蓋が外れ、ホコリが積もっていました。
応急処置後、点検口を作って一旦作業終了

すると何ということでしょう!ジョイントボックスの蓋が開けっ放しではありませんか。当時の手抜き工事です。ボックス内には約半世紀分のホコリが積もっていました。もしも湿気が強ければトラッキング現象が発生し火災になったかも。直ぐにホコリを除去し、ジョイントボックスに蓋をする応急処置をしました。(一連の作業の前に、ブレーカーを落としてあります。)恒久対策は後日になるので、畳下床を剥がした部分に点検口を作りました。

高度経済成長期に建てられた一戸建ては手抜き工事が多いと言われていますが、実家もひどいものです。実家で寝泊まりするのがだんだん不安になってきました。電気配線の全面やり直しを検討した方が良いのかも。苦難の日々が続きます。(発見日3/12)

作成者: Takahiro

きくちたかひろ
消費生活アドバイザー&ファイナンシャルプランナー&宅地建物取引士。「賢い消費者」を応援する各種お役立ち情報を、趣味の街歩きや資格情報も織り交ぜて発信しています。なお相談対応は、紹介のある方に限らせていただいています。