国民生活センターは19日、日本語表記サイトなのに、通貨表示「¥」部分だけが日本円(JPY)でなく中国元(CNY)である通販業者「Calli-Calli」について注意喚起情報を公表しました。ご注意ください。
詳細は文末リンクを参照いただくとして、要約するとJPYとCNYの通貨表記が同じ¥であることを悪用して消費者の誤認させ、その為替レート差(約20倍)の高額商品を売りつける詐欺的悪質サイトです。当該サイトは現在(4/20 6:00am UTC+9)、内容が変更されていて公表状態を確認できませんが、同様手口のサイトは他にもあると思われます。
インターネット通販は、店舗販売に比べて場所や時間の制約が無くなり便利になった反面、信用ある業者と悪質業者が同列に検索され注意力散漫な消費者が騙されやすいという悲しい現実もあります。こうした海外の悪質サイトで騙されると、解約やお金の取戻しは容易ではありません。騙されないよう、国民生活センターや地元消費生活センターの啓発内容に注目しましょう。それでも消費者トラブルに巻き込まれたら、地元の消費生活センターに相談しましょう。