不祥事を起こした老舗温泉旅館「大丸別荘」が、再起を誓っています。
老舗温泉旅館「二日市温泉 大丸別荘(福岡県筑紫野市)」は今年2月、保健所からの指導を無視し虚偽の報告書を提出するなどした結果、浴槽から最大基準値の3700倍ものレジオネラ属菌が検出されたことが発覚。当時の経営者の会見でさらに炎上し、結局自ら命を絶ってしまいました。実に残念です。
その大丸別荘の新しい経営者が3月30日、「今後の方針と是正計画について」と称する文書を公表し、再起を誓っています。158年かけて築いてきた信用を取り戻すのは容易ではないでしょうし、途中で資金が尽きる(倒産または売却)かもしれません。自社として改善をやり尽くし、後は利用客(消費者)に委ねるしかありません。復活を祈っています。