ぶらり関東編(958)は、潮来駅(いたこえき)。茨城県潮来市あやめ1丁目にある、JR鹿島線の駅です。
私の世代は「潮来笠(橋幸夫さん)」や「潮来花嫁さん(花村菊江さん) 」が思い浮かぶと思いますが、実は潮来は縄文時代から人が住んでいた地域。江戸時代に利根川対岸の佐原と共に水運の要所として発展しましたが、近代に入り輸送手段が鉄道や陸運に置き換わると周囲の利根川や霞ヶ浦がかえって発展の妨げになり、街は徐々に衰退。現在は71㎢の広大な水郷地帯に僅か2万7千人が暮らすのどかな地域です。のんびり暮らせそうですが、クルマが必需品になります。
そんな潮来の名物と言えば「うなぎ」。今回は潮来駅前の観光案内所で教えてもらった店のなかから「錦水(きんすい)」を選択。注文を受けてから生簀の鰻をさばくので少し待たされますが、濃いめのタレを付けて焼き上げられたうな重は「ばかうま」でした。これを食べるためだけでも潮来を訪れる価値あるかも(^^) (訪問日7/24)