今日のネタは、国内承認されたアルツハイマー病新薬についての所感。
アルツハイマー病新薬「レカネマブ(米国での商品名:レケンビ)」は、日本の製薬大手エーザイと米国のバイオジェン社が共同開発した薬。米国では7月に製造販売承認され、日本でも今月、厚労省が製造販売を承認しました。早ければ年内にも保険適用になるとのこと。
日本のアルツハイマー病患者数は約96万人(出典:厚労省 令和2年患者調査)。新薬の効果が確認されているのは、認知症初期あるいは軽度の患者なので、対象者数は上記データからは推測困難ですが、相当数の患者または家族が投薬を待っているはず。我が家もその一家族です。
しかし気になるのは新薬の副作用。臨床試験だけでは分からなかった重大な副作用が後から発見される事例もあります。古くはサリドマイド薬害事件、最近では新型コロナワクチンの副反応問題です。
我が家の場合は、寿命との兼ね合いで、新薬の投薬時期を逸している可能性がありますが、いずれにせよ健康保険適用になったら医師に相談してみたいと思います。でもその前に、私の方が投薬必要かも。近年記憶力の衰えが著しいので(汗)